価格表示に問題がある

価格表示が気になる理由は二つあります。一つは、実際の販売額より安い金額を大きく表示するという「ありえない事」が、まかり通っていること、もう一つは、この表示方法が、消費税誤解の温床になっていることです。消費税の導入から、34年経過し、今や税収のトップですが、その理解は進んだとはいえません。正確な理解のもとに、その是非、あり方が論じられよう願っています。 “価格表示に問題がある” の続きを読む

かつ丼540円(税込594円)の件

「かつや」と「松屋」

いつもとおる道で目にする。幹線道路に面した店舗の壁に大きく掲示してある。540円は、大きな字だが、594円は、とても小さい。540円が、車から見えやすいようにしているのだろう。「かつや」である。もちろん、540円でかつ丼は、売ってくれないし、客も540円とは思っていない。不思議な世界である。ほかはどうだろうと気になり、すぐ近くの「松屋」をみると「牛めし400円」というのぼりが、何本もたっていた。こちらは、税抜きとか税込みとかの表示はいっさいない。商品の値段を二重に表示し、しかも、実際の販売価格と違う方を目立つようにする。

この表示方法は、スーパーのチラシで、慣らされてしまっているが、どう考えても異常である。原因はいうまでもなく消費税の存在である。 “かつ丼540円(税込594円)の件” の続きを読む